2012年4月22日開催の22ndチャレンジ富士五湖は私にとって、とても大きな大きな結果を残せた大会になったので、今回は珍しくマジメ〜に完走記を書いてみたいと思います。(^^ )
思い起こせば、最初に参加したのが2005年4月なので今年で実に8年目。まあ、毎年出れていた訳ではないけども、私自身の中では「
ウルトラといえば富士」というほど実は思い入れがある大会。
・・・がしかし、過去の成績は惨憺たるもので、ほぼほぼリタイア。(笑) これだけ長い間参加していて、72kmの部で時間内完走が1度だけ・・・。100kmに至っては、一昨年の3分オーバーでの完走が一回だけ。その他の成績は50kmだったり、60kmあたりでのリタイアの山、山、山。正直、「何度走っても、結局チャレンジ富士五湖は俺には無理なんじゃねーか?」と思うこともあったりしながらの8年でした。
そして今年・・。 前年の秋頃から近年稀にみる好調な状態が続き、11月の河口湖日刊スポーツマラソンでは久々のサブフォーを記録。その後参加した駅伝やらトレイルフルやらでも、それなりの結果を出すことができ、4月まで実に順調な仕上がり。4月の頭に走ったクラブのイベントで右足脛を痛めてしまったものの、その翌週の72km練習ではそれほどの問題も出ることもなく、4月22日のチャンレジ富士五湖を迎えることになったのでした。

現地入りは前回と同じく、Zombieさんと前日入り。スタート会場で前日受付を済ませた後は、吉田うどんを食べ、ひとっ風呂浴びて、夜は一杯という定番コース。

翌日は3時起床で車で会場へ。
参加数が大幅に増えていたようで車で会場入り出来ずに臨時駐車場へ停めて、バスで会場入りというハプニングはあったものの、荷物預けも無事終わりスタート10分ほど前に会場入り。
5時スタートなので、いつものようにまだ薄暗い中でスタートの号砲を待つ。
そして5時に無事スタート、まずはキロ6ペースで走ることに。会場を出て最初の上りを過ぎ、続いて長い長い下りへ・・・と、ここで何と右脛に痛み発生。まだ5キロほどしか進んでいないのにという感じ。

ウルトラマラソンでこの距離で足に痛みってのは最悪だ・・と思いつつも、こんなところでリタイアはさすがにないな・・なので、あれこれフォームを変えたり、足の着地方法を変えたりと色々と試してみながら、それでもキロ6ペースを維持しながら進む。
やがて山中湖に出る、まずはここを一周。 ここを一周してくるとまずは第一関門27.6km。今までもここの関門で引っ掛かったことはないので、右脛が攣る寸前になりそうになりながらも、それほど不安なく進む。
ちなみに20kmのタイムは2:06:00 (後で結果を見たんですけどね。笑)若干、2時間を超えているもののキロ6には近いペース。右脛の痛みは相変わらず・・・・が状況も変わらずで痛みが増してしまうこともない状態。どうやら致命的な故障ではないかという雰囲気。そんな状況で第一関門に無事到着。
第一関門には上着等の脱ぎ捨てサービスがあるのだけど、今回は利用する予定がないので軽い給水と給食で出発。次の51.6kmの第二関門を目指し出発。

第二関門のリミットは12:00。
前回は第二関門から第三関門の間で大きく失速して3時間近く掛かってしまったので、今回は出来る限り早い時間で第二関門に到着出来る様、ペースを出来るだけ落とさずに走る。
自分の気持ちとしては10:30過ぎには第二関門という気持ちがあるが、右脛の状態は良くなっている訳ではないので、慎重に走る。

忍野八海を抜け、国道138号、139号の長い長い直線を抜けて、やっと河口湖大橋へと続く交差点へ、ここはあと少しで40kmという地点。フルマラソンで考えれば後数キロでレースは終わりという距離だけど、これはウルトラなのでまだ半分も走ってない。(笑)
ようやく、この辺りで右脛の痛みはほぼ解消。このまま再発しなければとりあえずは問題はない感じ。(^^ )後はここから大橋を渡り、西湖、精進湖を通って本栖湖にタッチしてからこの場所へどのくらいで戻ってこれるか、だけ。ま、頑張るしかないわなと自分に気合を入れる。
今回はやはり調子がいいのか、ペース的には若干?落ちているものの今まで違って『歩いてしまう』という状態には陥らない。ただ、徐々にペースが落ちてきていて、目標時間に第二関門には到達出来そうにない感じ。
河口湖畔では、途中でペースがあがったものの、気づいてみればこの先では全く写真を撮っていなかったので、やっぱり結構苦しかったんだなぁ。。
ということで第二関門についたのは10:50、目標より20分遅れ。そしてやっぱりそろそろキツイ。(笑)この関門は12:00がリミットなので、何となく1時間前で出発と決め、たっぷり目に給食。いつも思うんだけど、多分一年で一番バナナと梅干を食べる日。(笑)
きっちりストレッチもして予定通り11:00出発。 ここから西湖まではきっつい上り。なので、関門を出た後は少し歩いたが、『
気持ちは前へ』だったので坂の途中から、ゆっくりながらも走る。西湖に到着してしまえば湖を抜けるまではひたすら平坦なのでリズムを乱さないようペースをキープする。ちなみにここはカーブを曲がっても曲がっても、どこまでも続くよ西湖・・という感じなので、それは考えないように走るのがコツといえばコツ。(笑)
地味な努力で西湖を抜けると次はうどんエイド。この辺りは今まで何回もリタイアしている場所なので自分的には長居したくない場所だったのだけど今回はうどんを頂く。・・・が、残念ながら消化出来る気がしなかったので、汁と若干のうどんだけ食べて、後はバナナ&梅干を補給。そして精進湖を目指し出発。暫く走り、再度国道139号線に出ると『瀬々波橋』というそれはそれは長い下り坂。これを下りきると精進湖なんだけど、下りは苦手なのでスピードはそれほど上がらず。(笑)まあ、膝が痛まない程度のスピードで精進湖へ到着。西湖に比べれば小さい精進湖畔を必死に走る。この辺りから一回止まると走っているじ状態になるまで少し時間が掛かるようになる。
まず歩き始めて、腕を振ってゆっくり加速していく感じ。 精進湖を抜け、国道139号線の地味なアップダウンも地味にこなし、やっと第三関門本栖湖へ。到着は13:15。リミットは14:30なのでかなり余裕の到着となった。ここまではこんな風な感じ。
20km−40km 2:21:47
40km−60km 2:33:36
若干、落ちてきてはいるものの本栖湖までは頑張るという努力が見られるペース。今までと違って自分としてはかなりの好タイム。(^^ )ということで、本栖湖からの出発は13:30と決めて大休憩。バームゼリーやらバナナやら梅干やら何やらを栄養になりそうなものと塩分を詰め込む。こういう時は鉄の胃に感謝。(笑)
後30kmで5時間半。 本当は後30kmで6時間と疲れた脳みそでも計算しやすい感じにしたかったけど自分の能力ではこれで精一杯でした。ここから最初に10kmを1時間半で走れば残り20kmで4時間。それならその後は1時間5kmでいいとか、最後の関門で後1時間半は残したいなぁとか、雨の降り出した本栖湖エイドでボーっと考えながらバナナをモグモグ。ここでもしっかりストレッチ(しっかりしゃがむ)して予定時刻に出発。
が、さすがに中々走り出せない。(^^;)少し歩きながらグッグッと太腿に力を入れながら超スローペースながら加速していく。以前に比べて今日はこの段階でランの状態まで持っていけてるのが好タイムに繋がっているんだなとこの辺で実感。以前jは、この歩きから走りに移るのが中々出来なかったので、何か新しい発見。(笑)
ここから復路。復路では精進湖をぐるっと周らないので、ほどなく瀬々波橋到着。行きが長い下りなので当然帰りは長い上がり。(^^;)途中までは踏ん張ってみたがさすが諦めて歩く。(でも早足)瀬々波橋を何とかクリアした後はゆっくり走りだして、また西湖へ。行きとは違う反対側を走るのだけど、ここは微妙なアップダウンがあってちょっとキツイ。が、ここで歩いてしまってはダメという気持ちが強かったのでひたすら我慢我慢の子。

やっとのことで西湖を超え、長い下りを下れば行きの第二関門エイド到着。復路では85.9km地点。
到着は15:47。大分時間に余裕が出来てきたと自分で実感したんだろうと思うけどもここで久々の撮影。(笑)
60km−80km 2:53:03 この間には本栖湖エイドがあることを考えれば、やっぱりそれほど悪くないペース。
あと14.1km。 が、西湖からの下りで両脚の股関節に疲れで強烈な痛み。歩くのも微妙だったので『早く前へ』という気持ちを抑えつつ、ゆっくりゆっくりストレッチ。どのエイドでもやっていたけど、もちろんしっかりとしゃがむ。そして16:00出発。
河口湖までの下りは歩き湖畔から再度ランへ。 かなりキツイ。歩きたい!という衝動に何度も駆られるがまだまだ我慢、そしてついに90kmを通過。足の調子、体力。そして残り時間。これを全部考えて、やっとここで確信した。
絶対完走出来る!!って。 そしたらあっという間に涙がこみ上げてきた、まだ10kmもあるのに。(笑)でも、後10kmでこの旅は終わってしまう、そう思うと何となく一歩一歩踏みしめるように走っていた。もう時間なら大丈夫、そういう気持ちがそうさせたのかもしれないなぁ。

やがて最後の関門へ。
到着は17:10。
前回はここが18:25のギリギリで全く休まず通過したんだっけ。。と思いつつ最後の休憩。味噌汁2杯もらう、雨降りなので温かくて超旨い。
折角だから、少しゆっくり休もう。。。って思ったのだけど『
頑張れば12時間台?』という欲が出てきたので休憩もそこそこに最後の激坂へ。
歩いて、早く歩いて、少し走っているような。。そんな感じで激坂は超えた。
後2km、その表示が出るあたりから下り。まるで今までが嘘のようにペースアップ。キロ6以上で走っていたかな。(笑)
やがて会場脇の道に入り、会場の公園が見えてきて遠くにゴールのアナウンスが聞こえた。本当は道中でゴールするときは、帽子とってメガネはずして、イヤホンもとってカッチョイー感じでゴールするぞーとか、雄叫びあげてやるぞーとか考えていたのだけど、全部頭から吹っ飛んでました。(笑)
会場の公園に入ると、Zombieさんから『
まったか。!いけいけー!』のエール。ガッツポーズで返して更にペースアップしてゴールのある競技場へ。そして、ゴールが見えた。8年も掛かったゴールが目の前。
なんだかぐぐってしまうのがもったいないと思ってたらゴールの手前で立ち止まってしまった。(笑)
ゆっくり喜びを噛み締めてゴール。12:56:11。 12時間台のおまけつき。ゴールしたらきっと号泣するんだろうと思ってたけど、不思議と涙は出なかった。ただただ『やった!やった!ザマーミロ!!』って思ってた。(笑)

応援してくれた皆様、本当ありがとうございました。